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NTTデータ イントラマート、上海でパートナー会を開催、中国・APAC地域のユーザー数は150社超え
2015/09/28 19:03
「intra-mart」の日本を含めたグローバルのユーザー数は、今年9月時点で4000社を突破している。イベントでは、冒頭に中山社長が挨拶し、「日本では100社、中国では30社を超えるパートナーとともにつかんできた実績だ」と説明。その上で、「『intra-mart』はパートナービジネスだ。今後もパートナーの皆さまと双方向のコミュニケーションを取って、活発に意見を交換しながら互いに実のあるビジネスに育てていきたい」と抱負を語った。
続いて大利総経理が登壇し、中国・APAC地域での販売状況について、「中国では125社、APAC地域では31社が『intra-mart』を導入している」と説明。すでに中国法人では、「intra-mart」の販売事業が、オフショア開発事業と同等規模の売上高に成長している。APAC地域では、今年8月にインドネシア・ジャカルタに事務所を開設したほか、来年には豪州、ニュージーランドに進出し、保険業界を中心に開拓していく予定だ。
また、大利総経理は今後の戦略として、「非日系市場、新領域への参入」「「SFDC(Salesforce.com)ユーザーへの提案」「製品開発・サポート部門の強化」「グローバル技術支援機能の上海への集約」の四つを掲げた。このうち「非日系市場、新領域への参入」では、すでに車両メーカーに対して、GPSやRFIFを搭載した車両や部品のビッグデータ分析基盤として「intra-mart」を活用する案件が進行中だ。
さらに、イベントでは2014年~15年上半期にすぐれた実績を残した中国のパートナー企業を表彰。もっとも「intra-mart」を販売した「Excellent Partnet」は新日鉄住金軟件、販売額がもっとも伸びた「Superior Partner」は提愛斯数碼(上海)(TIS上海)、これまでにないイントラマートの導入実績をつくった「Special Project Partner」は上海現代商友軟件が受賞した。
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