レッドハット(ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン暫定社長)は、グローバルで展開しているパートナープログラム「認定クラウド&サービスプロバイダープログラム(Certified Cloud & Service Provider Program=CCSP)」を日本に正式に導入する。CCSPは、クラウド、ホスティング、マネージドサービスにおいて、レッドハットのソリューションをサブスクリプション方式で提供するための、グローバル共通のパートナープログラムである。
レッドハットは、2009年から「認定クラウドプロバイダープログラム(Certified Cloud Provider=CCP)」を全世界で提供してきた。CCSPは、そのCCPの拡大版となる。大きく変わるのは、対象のソリューションだ。CCPでは「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を対象としていたが、CCSPでは「RHEL for SAP HANA」「Red Hat JBoss Middleware」「OpenShift Enterprise by Red Hat」についても、顧客企業への再販が可能になる。また、レッドハットは、CCSPパートナーのクラウド構築やサービス提供のために、「Red Hat Enterprise OpenStack Platform」「Red Hat CloudForms」「Red Hat Enterprise Virtualization」「Red Hat Gluster Storage」といったインフラソリューションを提供する。