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富士通FIPと凸版印刷、生協コープかごしまに電子マネーサービスを提供
2015/07/16 19:03
生協コープかごしまは、鹿児島県内に19店舗を構え、29万人の組合員が加盟する生活協同組合。これまで生協コープかごしまには、組合員から「クレジットカードでは使いすぎが心配」、「計画的に家計をやりくりするために、予算を決めて買い物ができるカードがほしい」、「レジで小銭のやりとりをするのが煩わしい」などの要望が寄せられていた。これらの要望を実現するために、検討を重ねる生協コープかごしまに対し、富士通FIPは、凸版印刷とともに提供するクラウド型のサーバ管理型電子マネーサービスを提案した。
生協コープかごしまでは、富士通グループのセキュアなデータセンターで運用される同サービスの「信頼性の高さ」に加え、これまでの豊富な実績から蓄積されたノウハウをもとに、導入計画から運用設計、カード製造、プロモーションまで、電子マネーサービスのすべてに精通したサービス構築力を評価し、サーバ管理型電子マネーサービスの導入を決定した。
導入にあたっては、これまで生協コープかごしまのPOSシステムを担ってきた富士通マーケティングと連携し、13年に導入した量販店向けPOSシステム「FUJITSU Retail Solution TeamStore/M」のオプション機能を活用している。FUJITSU Retail Solution TeamStore/Mとサーバ管理型電子マネーサービスを組み合わせることで、システムをカスタマイズすることなく、導入決定からわずか2か月という短期間で、安価な導入を実現した。
今回取り扱いを開始するコープカードは、組合員証にプリペイド機能を付けた自社型電子マネー。1000円単位で最大5万円までチャージが可能で、特典としてチャージ額の0.5%がプラスされる。今回のサービス導入により、組合員は、レジ精算時の支払いで小銭を財布から探す手間が減り、レジでの支払いがスムーズになる。また、計画的にチャージすることで家計を上手にやりくりすることも可能になる。
なお、同時に生協コープかごしまは、同店舗での買い物に利用できるオリジナルのコープギフトカードの取り扱いを開始する。カードは、500円、1000円、5000円の3種類で、生協コープかごしまの店舗で購入することができる。これにより組合員は、コープギフトカードを贈り物やお礼など、さまざまなシーンに合わせて活用できる。
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