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エス・アンド・アイなど3社、企業のPC利用のセキュリティ向上を低価格で実現
2015/05/27 18:59
ThinBoot PLUSは、レノボが提供するPCをベースに、エス・アンド・アイが組み込み専用のOS「Windows Embedded」をインストールした端末を利用する。業務で使うアプリケーションは、双日システムズが提供するミドルウェア「Spoon」で仮想化・パッケージ化し、サーバーから端末にネットワークを通じてストリーミング配信しながら、通常のPCと同様の操作感で使用できる。作成した書類などのデータは、端末に保管することができず、あらかじめ指定されたファイルサーバーにのみ保管することができる。
端末本体には、アプリケーションもファイルも保管されないほか、USBメモリやスマートデバイスの接続制限なども行えるため、高度にセキュアな環境でPCを利用することができる。シンクライアントのようなセキュアな仕組みをもちながら、大規模な予算を必要とせず、PCを導入する費用の約1.2-1.3倍程度で、シンクライアント相当のセキュリティレベルを実現できる。
また、ThinBoot PLUSでは、すべてのユーザーデータをファイルサーバーで一括管理することになるため、バックアップの一元化が行えるほか、標準で付属する端末の操作ログの収集・保存・分析を行える「MylogStar」を用いて、ログ管理も行うことができる。仮想アプリケーションの配信サーバーに、クラウドを活用するなどの構成も可能で、管理者の負担を軽減することが可能。さらに専用の端末管理ツールで、ソフトウェアのアップデートや使用状況の確認など、端末の一元管理が可能となり、PCの運用管理をさらに効率化することができる。
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外部リンク
双日システムズ=https://www.sojitz-sys.com/