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ニフティ、災害復旧に特化したクラウドサービス
2015/04/13 18:59
新サービスは、「VMware vCloud Air」が提供する災害復旧サービス「Disaster Recovery」を「ニフティクラウド」の環境で提供するもので、「VMware vCloud Air」のテクノロジーを活用した国内初のサービスとなる。既存のオンプレミス環境がVMware vSphereで仮想化されていれば、「ニフティクラウド」へのレプリケーションをマウスクリックで簡単に行うことができ、シンプルで実現性の高いDR環境を容易に構築できる。
また、「ニフティクラウド」上の仮想サーバー(レプリカ)は、「コールドスタンバイ」の状態で保持され、15分から24時間の範囲の任意の間隔で同期をとることができる。有事の際には、既存環境のvCenterからの操作でフェイルオーバーが可能。万が一、既存環境にアクセスができない場合は、「ニフティクラウド」のサポート窓口に電話で指示することで、ニフティのスタッフが顧客の代わりにレプリカの仮想サーバーを起動する。
なお、同サービスは既存環境の仮想サーバーのバックアップ/リストアにも利用できる。今後は、既存環境からクラウドへの移行をより容易にするインポート機能などの提供を予定している。
税別価格は、初期費用が無料、レプリケーション(仮想サーバー単位)がストレージ100GBまで月額5000円、ストレージ500GBまで月額2万円、ストレージ1TBまで月額3万8000円、フェイルオーバー(仮想サーバー単位)が1回2万円。同社では、9月末まで、レプリケーションとフェイルオーバーを無料で利用できるキャンペーンを実施する。
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