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日本IQP 大手ITベンダーと協業 ウェブアプリ開発基盤で
2015/03/26 18:59
週刊BCN 2015年03月23日vol.1572掲載
代表取締役
日本IQPは、2002年設立のIT企業で、設立当初はWorld Business Opportunitiesの社名でイスラエルに本社を構えていた。2011年に日本法人を設立するのと同時に、日本市場での営業活動を開始。本社も日本に移した。プログラミングの専門知識がなくても、多様なデバイス向けのウェブアプリケーションを迅速・容易に開発できるプラットフォームを主力製品として、ソフトを開発するだけでなく、開発したソフトをウェブ上で提供する「マーケットプレイス」機能も備えている。日本での営業活動では、大手ITベンダーとの協業をメインの戦略に据えて、大手ITベンダーのソリューションを構成する“部品”として採用を促してきた。富士通との協業はその戦略が功を奏した結果だ。一方、IBMとの協業では、IBMが展開する支援プログラムに応募して、全応募者数100社のうち、選定された10社のうちに選ばれた。技術力と将来性を認められた格好だ。
カプリンスキー代表取締役は、「パソコンやスマートフォンなど多様なデバイス向けのウェブアプリをすばやく開発できることが当社の強み。あくまで私たちは黒子に徹して、大手ITベンダーが企画するソリューションを下支えするソリューションベンダーとしての役割を果たしていく」と話している。(木村剛士)
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