ニュース
KCSS、上海でセールスマネジメントのセミナーを開催
2015/03/09 18:59
冒頭、KPMG中国上海事務所の加藤弘毅マネージャーが、中国事業における経営上のポイントを解説。日系の中国販売会社が抱えている典型的な課題については、「商品や取引チャネルの増加に伴って、自社だけでなく代理店や販売店までを含めた実績把握やリスク管理が求められている」と述べ、予算管理・予実分析、間接部門の効率化、与信管理、贈収賄、情報管理の各観点から効果的な対策を説明した。
次に、KCSSの岑康萱副総経理が、自社開発の販売管理システム「GROW-PBS」を紹介。同製品は、販売・在庫・購買のプロセスを管理する基本的な機能を搭載し、日中両方の言語・通貨に対応。中国のメジャー会計ソフトである「用友」や「金蝶」と仕訳データを連携することができる。岑副総経理は、「特徴は、直感的に操作できるので、すぐに使い始めることができること。また、機能も充実しており、かゆいところに手が届く。これによって、お客様は投資効果を最大化することができる」とアピールした。なお、GROW-PBSでは、営業日報機能と見積稟議機能を近日リリースする予定。
最後に、東芝電脳网絡(上海)の斉藤賢総経理が、中国市場で販売している東芝製PCの魅力について講演。軽量化・堅牢性・静寂性・長時間電池駆動などの各観点について、品質向上のために行っている技術的工夫を解説した。(上海支局 真鍋武)
- 1
関連記事
NTTデータ イントラマート、中国・ASEAN地域で「Accelコンソーシアム」のパートナーソリューションを提供
NECフィールディング中国法人、リテール業向けトータル支援サービスが好調、2014年度は過去最高の売上高を記録
ECソリューションの商派軟件、ユーザー企業が急増、チャネル網の整備に意欲
日立製作所 中国SI子会社のHISSを清算 業績不振で将来性見込めず
日立ソリューションズ(中国)、浙江省・嘉興市と連携、現地中小企業にSaaS提供