ニュース
NTTドコモ、中国チャイナモバイル、韓国KTと5G技術の開発協力推進に合意
2015/03/09 18:59
3社は、2011年1月に締結した事業協力契約(SCFA)を通して、日中韓3か国間での国際LTE(Long Term Evolution)ローミングの早期実現やコンテンツ相互提供など、各種サービスの利便性を向上するための緊密な連携を進めてきた。今回の合意によって、今後は5Gの技術開発でも協力。具体的には、アジア市場を見据えた5G要求条件の策定と統合、5Gでの新たなサービス・垂直市場の模索、5Gの主要技術の特定、システム概念の実証に向けた協力、国際団体(ITU、3GPP、GSMA、NGMN、GTIなど)との協力による世界共通の周波数計画と世界統一5G規格の策定などを行う。
NTTドコモは、2010年に5Gの研究を開始し、これまで世界の研究団体や主要ベンダーと連携して、屋内外での各種実証実験を行ってきた。今後は、2020年の東京五輪の開催までに5Gサービスの提供開始を目指す。
- 1
関連記事
NTTデータ イントラマート、中国・ASEAN地域で「Accelコンソーシアム」のパートナーソリューションを提供
NECフィールディング中国法人、リテール業向けトータル支援サービスが好調、2014年度は過去最高の売上高を記録
ECソリューションの商派軟件、ユーザー企業が急増、チャネル網の整備に意欲
日立製作所 中国SI子会社のHISSを清算 業績不振で将来性見込めず
日立ソリューションズ(中国)、浙江省・嘉興市と連携、現地中小企業にSaaS提供