ニュース
<ASEAN>日立製作所 金融を攻める 4月に新体制、海外50%へ
2015/02/26 18:55
週刊BCN 2015年02月23日vol.1568掲載
日立製作所は、2015年度(16年3月期)を最終年度とする3か年の経営計画で、海外売上高の比率を50%に引き上げる目標を掲げている。この4月、「米州」「中国」「アジア・パシフィック」「欧州・ロシア・中東など」の4地域で、日立グループとしての代表機能をもつ総代表を任命し、その一環として、飯野氏がアジア・パシフィックの総代表に就く。金融のほかに、ヘルスケア産業向け展開に注力して、ASEAN市場の開拓を目指す。
日本のITベンダーは、成長性が高いASEANを重点地域と位置づけ、いかにソリューション展開を本格化させるかが、海外事業を伸ばすうえでのカギを握るとみているようだ。(ゼンフ ミシャ)
- 1