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富士通、タイの学校にタブレット端末を活用した教育支援システムを構築
2015/02/06 18:55
富士通は、2013年6月に王立チュラロンコン大学と学生ポートフォリオシステムの実証実験を開始し、教育現場での効果的なICT活用ノウハウを提供してきた。王立チュラロンコン大学附属模範小中高等学校は、実証実験の効果や富士通の実績・ノウハウを高く評価。富士通が2014年9月から行っている、普通教室でのICTを活用した授業を支援する「明日の学びプロジェクト」に参加して、共同で教育支援システムを構築した。
教育支援システムは、富士通の法人向けタブレット端末「FUJITSU Tablet STYLISTIC Q555」「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q704/H」「ARROWS Tab Q584/H」、PCサーバー「FUJITSU Server PRIMERGY TX120 S3」のほか、「FUJITSU 文教ソリューション K-12 協働学習支援マーナビケーション(マーナビケーション)」や、授業支援システム「FUJITSU 文教ソリューション CoursePower(コースパワー)」などで構成。
システムを活用する授業では、「マーナビケーション」によって、児童・生徒がタブレット端末に入力した意見や問題の答えを、教員が即座に電子黒板に表示して、クラス全体で共有できる。複数の回答を一斉表示したり、特定の回答を比較表示したりする機能も備え、効果的な協働学習を実現する。また、「コースパワー」では、教員は教材やテストの使用履歴、児童・生徒一人ひとりの提出物や授業出席状況、テスト結果などの管理を効率化できるため、児童・生徒一人ひとりの学習行動を分析して、個人の傾向や学習進捗に応じたきめ細かな指導ができる。
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