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日立、「JP1」発売20周年でパートナー向け記念イベントを開催、今後の方向性は「JP1 as a Service」
2015/01/30 18:54
1994年3月発売の「JP1」は、システムの運用管理、ジョブマネジメントツールの国内のパイオニアで、国内運用管理ツール市場で17年連続トップシェアを獲得している。現在、国内のユーザーは約1万6800社、海外は約1400社。
発売当初から、直販に加えてパートナー経由の間接販売に力を入れ、現在のパートナーは170社、認定技術者は4万人を突破したという。全売上高に占めるパートナー経由の販売比率は、55%に上る。
情報・通信システム社のITプラットフォーム事業本部に属する松田芳樹・開発統括本部事業主管は、「今回のイベントは、20周年の感謝と2020年に向けた方向性をお話しする場。今後、『JP1』を『サービスとしてのJP1』『クラウドを支えるJP1』『IT運用に革新をもたらすJP1』の三つの視点で進化させていく」として、パートナーに向けて「JP1 as a Service」という標語を初めて発信した。
今年または来年に発売する予定の次期メジャーバージョンアップ版については、「現在詰めているところ。『JP1 as a Service』を少しでも具現化したものにしたい」と話した。
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