ニュース
<ASEAN>NEC 自動車販売を支援 ディーラー向けクラウドサービス
2015/01/22 18:54
週刊BCN 2015年01月19日vol.1563掲載
マネージャー
ASEANでは「TOYOTA」や「Honda」のクルマが人気を集めている。「販売されている自動車の約70%が日本ブランドだ」と野島マネージャー。NECが提供しているクラウドサービスは、日系を中心とする自動車メーカーと地元のディーラーをシステム上でつないで、ブランド戦略や売り方についての情報を管理・共有しやすくして、販売力の向上に結びつけるもの。さらに、メーカーは、各ディーラーでの修理期間はどのくらいかを把握して、保守サービスの標準化に取り組むことができる。
部長
現在、タイで提案活動を開始しており、1社で稼働を開始している。今後は、事業領域をASEAN各国に広げる。「ベトナムやミャンマーなど、まだ自動車市場が立ち上がっていない国も早い段階から視野に入れて、市場が立ち上がった際にはすぐにサービスの提供ができるよう、早期にサービス基盤を用意したい」(寺岡部長)としている。NECは同様のサービスをグローバルで展開して、5年後に1万店への納入を目標に掲げているが、そのうち、約3000店にあたる「30%をASEANで獲得したい」(同)という。
NECはサービスの販売を促すために、導入にあたっての教育やヘルプデスクも用意する。自社のノウハウを提供することで、導入を活性化させる狙い。
- 1