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日立ソリューションズ、情報漏洩防止ソフト「秘文」のコンセプトを刷新、DRM機能を追加
2014/11/27 18:54
「秘文」は、これまで「エンドポイント」と「メール・Web」「クラウド・スマートデバイス」「ファイルサーバー」の四つのカテゴリで、およそ40種類の個々に独立した製品から成り立っていた。種類が多くなって、「ユーザーからもわかりにくいという指摘があり、三つに集約することを決めた」(日立ソリューションズの石原繁樹・プロダクトソリューション事業部事業部長)という。
情報の漏洩を防ぐために、情報を「出さない」「見せない」という考え方と、万が一、情報漏洩が起こった場合の漏洩拡大を防止する「放さない」という考え方にもとづいて、三つのカテゴリに集約する。
「放さない」カテゴリの第一弾の新製品として、12月26日、「秘文 Data Protection」の販売を開始する。ファイルを失効させるデジタル著作権管理(DRM)機能は、従来の秘文にはなかった新しい機能だ。
こうした取り組みによって、「秘文」を中心とした情報セキュリティ事業の売上高を、直近の約130億円から、2016年度に200億円へと拡大する。主な販売対象は、国内企業と海外に進出している日系企業。(安藤章司)
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