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<Dell World 2014>クラウドマーケットプレイス開始、ベータ版を公開
2014/11/07 18:54
「Dell Cloud Marketplace」は、複数のパブリッククラウドサービスを専用サイトを通じて選び、利用できるようにするもの。ユーザー企業は、異なるクラウドサービスを専用の管理ツール「Dell Cloud Manager」で一元管理でき、支払いも一括処理できるので、クラウド利用の手間を削減することができる。
ユーザーは、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud Platform、Joyentから動作させるクラウド環境を選び、利用するソフトウェアを選択する。現時点で用意しているソフトはDrupal、Magento、MongoDB、phpBB、Redis、Ubuntu、WordPressなどのオープンソースソフト(OSS)。来年にはDelphixやDocker、Pertinoのソリューションを利用できるようにする。
現在は、米国在住の利用者を対象として公開し、「ユーザーのフィードバックをもとに改善していく」(バリー・シェアーズ デル・ソフトウェア・バイスプレジデント&ジェネラルマネージャー)。ニーズ次第で他国での展開も行うが、日本での展開は未定だ。(木村剛士)
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