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CIJ上海、自社パッケージを中国市場に初投入
2014/10/31 18:50
週刊BCN 2014年11月10日vol.1554掲載
1993年設立のCIJ上海は、現在、従来の対日オフショア開発に依存したビジネスモデルからの脱却を目指して、中国の日系企業に向けたITソリューション・サービスの提供に力を入れている。自社グループのパッケージ製品を中国市場に投入するのは、今回が初めて。
「SONOBA COMET」は、タブレット端末を利用したペーパーレス会議システム。複数のタブレット端末を同期することで、資料を共有しながら会議を行うことができる。資料は拡大・縮小、回転、分割表示、メモ書きなどに対応する。「Ofigo契約書管理」は、紙台帳やExcelなど、社内に散在している契約書を一元管理・運用するシステム。
青木久和・営業部部長は、「直販と、OCR(光学文字認識)などの連携ソリューションをもつ企業との協力販売を検討している。発売から1年で両製品を5社に提供したい」と計画を語った。 (上海支局 真鍋武)
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