ニュース
ポリコムジャパン ハイタッチ営業を強化 「ワークスタイルの変革」を商機に
2014/10/09 18:54
週刊BCN 2014年10月06日vol.1549掲載
プレジデント
調査会社のIDC Japanによると、国内UC市場の2013~18年の年平均成長率は2.9%。売上規模は、2013年の約2053億円から、18年には2370億円ほどに拡大する見込み。IDC Japanは、企業が迫られているワークスタイルの変革を起爆剤に、モバイルソリューションやビデオコラボレーションなど「第3のプラットフォーム」の需要がUC市場の堅調な成長をけん引するとみている。
ポリコムジャパンの常松正樹・マーケティング部部長は、「とくに製造や医療といった業種でビデオ会議のニーズが旺盛。ハイタッチ営業で販売パートナーの提案活動を支援して、導入の拡大につなげたい」と意気込みをみせる。ポリコムの2013年12月期のグローバルでの売り上げは13.7億米ドル。日本事業の売上比率は公開していないが、数%程度とみられる。今後、販売体制を強化し、市場のモメンタム(勢い)を生かすことができるかどうかによって、日本事業の存在感の尺度が定まる。(ゼンフ ミシャ)
- 1
関連記事
ポリコムとブイキューブ、相互接続の技術開発と販売チャネルの拡充で提携
ポリコム 新ビデオ会議システムを投入 低価格を武器にSMBに提供