ニュース
丸紅情報システムズと米ストラタシス、タイで3Dプリンタ販売代理店契約を締結
2014/09/30 18:50
MSYSは、1992年にストラタシス製3Dプリンタの日本での販売代理店になり、12年と13年には、アジア地区で最もストラタシス製品・サービスの販売に貢献した企業として、トップリセラーの認定を受けている。12年に中国・ASEAN地域への取り組みを開始し、シンガポール・タイ・上海の現地拠点を通じて現地販売代理店と協業し、3Dプリンタ・3Dデジタイザ(スキャナ)を販売してきた。
代理店契約によって、MSTTは、バンコク市内に3Dプリンタの販売・サポート拠点のManufacturing Solution Asoke Branch Office(Asoke支店)を開設。3Dプリンタ事業の人員を増強し、9月29日に販売、装置導入サービス、導入後の保守サポートを開始した。3Dデジタイザ「ATOS」やCAD/CAMシステム「Tebis」、NCデータ最適化システム「NCBrain」などと組み合わせ、日系自動車メーカーや自動車関連メーカーの製品開発部門、生産・製造現場に向けて、3Dプリンタを販売していく。
今後は、3Dプリンタによる造形品を受託生産するオンデマンドサービスも提供。Asoke支店には3Dプリンタの実機を設置して、ショールームの機能ももたせる予定だ。MSYSは、タイ国内での3Dプリンタの取扱いで、今後1年間に1億円の売り上げを目指す。
- 1
関連記事
深セン市アイセック科技、プロダクト販売が好調、健康・医療分野にも挑戦
上海縁通科技、日中間の新型国際データ通信サービスを本格提供、日本のクラウド事業者の中国進出を支援
上海欧計斯軟件、日本市場に指静脈入退館管理システムを投入、中国ではクラウド事業に挑戦
CEC杭州、オフショア開発事業から撤退、Microsoft Dynamicsの販売に専念
現地ビジネスの課題と戦略を追う 巨大市場に挑み続けるNTTデータ 中国ビジネスに王道なし