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日立製作所、処理性能や拡張性を強化した2プロセッササーバー
2014/09/26 18:50
「HA8000/RS220」「HA8000/RS210」は、処理性能を従来プロセッサ比で最大約1.4倍に向上した最新インテル XeonプロセッサE5-2600 v3製品ファミリーを搭載するとともに、従来製品の4倍の最大4.8TBのPCIe Flashドライブボードや高速のファイバーチャネルボードを新たにサポートし、処理性能と拡張性を強化した。これによって、業務変動に伴う仮想サーバーやデータ容量の追加が容易となり、迅速で柔軟なクラウド環境を構築することができる。
内蔵RDXドライブの通信規格として新たにUSB3.0に対応したことで、従来製品比4倍となるバックアップ最大転送速度288GB/h(ギガバイト毎時)を実現。日々のバックアップ処理を高速化した。また、SSDの総書込み容量を監視してSSDの寿命前にアラート通知する予兆監視機能を追加し、予期せぬ故障によるサーバーの停止を回避できる。
このほか、設備制御や監視システム向けに10年間のハードウェア保守に対応する「長期保守対応モデル」や、10年間の無償保守と簡易定期点検もあわせて提供する「おまかせ安心長期保守モデルII」の販売を開始する。なお、「HA8000/RS220」「HA8000/RS210」は、日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」のサーバーに採用し、14年度末までに発売する。
税別価格は、「HA8000/RS220」が64万2000円から、「HA8000/RS210」が61万3000円から、「長期保守対応モデル」が117万7000円から、「おまかせ安心長期保守モデルII」が251万9000円から。
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