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タブロージャパン Excel感覚の扱いやすさで日本のBIツール市場に挑む 昨年比400%の売り上げに自信
2014/09/25 18:50
週刊BCN 2014年09月22日vol.1547掲載
社長
日本国内の販売は、直接販売と、アライアンスパートナー5社、リセラー12社による間接販売の体制になっている。「理想は間接販売80%、直接販売20%という比率」(浜田社長)とのことだが、すでにこれに近い状況になりつつあるという。具体的には、SIが絡むような大企業向けの案件は、パートナー経由の販売が多く、SMB向けはタブロージャパンのインサイドセールス部隊が顧客を開拓している。浜田社長は、「NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、NECソリューションイノベータなど、大企業向けの案件でしっかりした実績とノウハウのある企業がパートナーとして名を連ねている。現在のパートナー網には満足していて、パートナーの拡大自体は当面の重要課題ではない。当社製品のためにサポート体制と販売体制を組織できて、ビジネスプランを立てることができなければ、有力なIT販社であっても手を組まない」と話す。パートナーを厳しく選別しながら、アクティブな販売チャネル網を着実に整備していくのが基本方針だ。
ユーザー企業の事業部門が、情報システム部門に頼ることなく、データを分析・活用できるのは、同社ソフトの強みの一つである。他社とコンペになった場合でも「デモさえ見てもらえれば、ほぼ100%の確率で勝っている」と、浜田社長は使いやすさに自信をもっている。ある程度成熟したBIツール市場において、どこまで成長を続けられるのか。まずは、既存パートナーとの協業をベースとして、事業部門で導入できる使いやすさを武器に新規顧客を獲得していく。(本多和幸)
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