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クラウディアン、「Cloudian HyperStore Readyプログラム」を開始
2014/09/18 18:50
「Cloudian」は、汎用サーバーをハードウェアとして使い、クラウドストレージの事実上の標準であるAmazon S3のAPIに完全準拠するクラウド・オブジェクトストレージを構築・運用できるソフトウェア製品。
世界市場に先駆けて日本から導入する「Cloudian Readyプログラム」は、認定を受けたクラウディアンのパートナーが、顧客のニーズに合ったさまざまな機種・仕様の汎用サーバーに「Cloudian」をあらかじめ実装し、ハードウェア・アプライアンス製品として販売する制度。それぞれのパートナーが、アプリケーション、ネットワーク機器、周辺機器、保守サービスなどを独自に組み合わせて、ソリューション・パッケージとして販売することも予定している。
「Cloudian Readyプログラム」によって、クラウディアンのパートナーは自社が扱うハードウェア、アプリケーション、サービスなどと「Cloudian」を組み合わせて販売できるようになる。また、顧客にとっては、ハードウェアの調達やアプリケーションの選択などの手間なしに、非常に低コストで拡張性、信頼性の高いCloudianデータストレージを導入できる。とくに、S3 APIに互換したプライベートクラウドやマルチメディア・コンテンツ、医用画像データ、データ・バックアップ、ビッグデータ・アプリケーションなど、エンタープライズITのストレージ基盤としての活用が期待される。
クラウディアンは、今後も「Cloudian Readyプログラム」の参加パートナーを募集することで顧客の選択肢を増やし、より便利に、簡単に「Cloudian」やアプライアンスを利用できるようにしていく。
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