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JFEシステムズ 親会社との連携強化を色濃く パッケージの有効活用で利益増へ
2014/09/11 18:50
週刊BCN 2014年09月08日vol.1545掲載
社長
グループ会社でシステムを構築した実績を生かして、「外販を増やしていく」との方針を掲げており、柱の一つになるのがパッケージ製品だ。原価管理や調達、電子帳票、食品品質情報管理などのシステムを自社で開発しており、「ユーザー企業のニーズに応じてパッケージを組み合わせるなど、有効活用する」という。ERPの分野では、経営分析支援BI/DWHソリューション「KPIMart」をはじめ、今年に入ってからSAP ERPの会計モジュールを最短4か月で導入できる「会計短期導入ソリューション for SAP ERP」などSAP製品をベースに独自の製品・サービスを提供しており、「トータルで提供できるソリューションのラインアップを拡充する」としている。
旧川崎製鉄の情報システム部門から独立して設立されたユーザー系情報システム会社として、これまでビジネスを手がけてきたものの、「市場の移り変わりが激しいなかで、自社の強みを出していかなければならない」としている。昨年度(2014年3月期)の業績は、売上高351億2600万円(前年度比4.1%増)、経常利益11億2100万円(21.1%増)と順調に伸びた。今年度は、売上高360億円(2.5%増)、経常利益15億2000万円(35.6%増)を見込んでおり、「将来はROS(売上高経常利益率)として5%を目指す」としている。(佐相彰彦)
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