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販社とメーカーのマッチングで10億円を生み出そう、船井総研が協業イベントを開催
2014/08/25 18:50
船井総研がメーカーと販社の協業イベントを開催するのは初めて。100社以上の販社と28社のITメーカーがブースを出展。販社の参加者は、「地域密着」を売りにしたシステムインテグレータ(SIer)と事務機ディーラーで、すべてが社長か役員クラス。メーカー側も、社長か部長職以上の決定権者だった。
冒頭、主催者の船井総研の那須慎二・経営コンサルタントは「この場(マッチングフェア)で10億円の商談を生み出したい」と気勢を上げた。斉藤芳宜・チーフ経営コンサルタントも、「ハードウェア、ソフトウェア、サービスの融合で新しいビジネスモデルができる」と、この機会を有効活用するよう促した。
フェアでは、12の丸テーブルにITベンダーとOA販社の関係者が分散して着席し、それを囲むようにメーカー28社のブースが並んだ。販社の代表者は、一人ひとりがあらかじめ与えられたブースに4回訪れ、メーカーのプレゼンテーションを聞き、質問を投げかけた。すべて回り終えた後、各テーブルでは、展示ブースで聞いた内容をシェアし、メーカーの製品やサービスについて議論した。
最後に、販社の参加者が投票によってメーカーのベスト3を選出。1位は、マニュアルやデモ動画、eラーニング用コンテンツなどを簡単に内製化できるツール「iTutor(アイチューター)を開発したブルーポート(桑鶴大也社長)だった。2位は、ホームページの更新を簡単にできるツール「ant2」を出したアントアント(谷脇とし子社長)、3位が美容室など、サロン特化型のiPad対応POSシステム「Palette(パレット)」をもつアライズ(小池正行社長)だった。(谷畑良胤)
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外部リンク
船井総合研究所=http://www.funaisoken.co.jp/