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ラリタン DCIMソリューションに注力 キャパシティ管理製品の国内投入も
2014/08/07 18:50
週刊BCN 2014年08月04日vol.1541掲載
カントリーマネージャー
現状、ラリタン・ジャパンが日本市場で正式に展開しているのは「Power IQ」だけ。竹永カントリーマネージャーは、「国内のDCでは、まずは身近なところからDCの運用コストを適正化する動きがあって、エネルギーをモニタリングして見える化する需要が大きい。当社はインテリジェントPDUの製品力には絶対の自信をもっているし、環境監視のセンサもラインアップしている。ラックまわりからDC全体まで、ユーザーの要望に合わせてモニタリングの需要にスケーラブルに対応できる」と、日本市場の現状と同社製品の強みを説明する。
しかし、ここにきて、「dcTrack」の国内本格展開も現実味を帯び始めた。「DCIMでITとファシリティを統合的に管理するという考え方が浸透しつつあり、モニタリングだけでなく、DCのオペレーションのためのソリューションについても引き合いが出てきている。ニーズは間違いなくある」(竹永カントリーマネージャー)とし、国内投入を検討開始した。
そのための準備として、パートナーのさらなる開拓・育成を進めている。竹永カントリーマネージャーは、「『dcTrack』のようなDCのオペレーションを支援するツールは、ユーザーのニーズに応じてさまざまなソフトウェアと連携しなければならないケースが多い。DCの運用やSIのスキル・ノウハウがあり、DCIMの導入支援がきちんとできるパートナーにデリバリしてもらう必要がある」と話しており、既存パートナーとの連携強化も含めて、パートナー網の整備に力を注ぐ。(本多和幸)
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