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サイボウズ、中国・上海市でプライベートセミナーを開催、参加者は300人超
2014/07/29 18:45
冒頭、青野社長がサイボウズの主力製品や業績、福利厚生などの取り組みについて紹介。中国事業については、「およそ7年前に上海に進出し、現在では中国のユーザーは400社を超えるまでに成長した」と、順調に事業が拡大していることを伝えた。
続いて、ハウス食品の中国現地法人である好侍食品(中国)投資の野村孝志董事長が、「中国市場を攻めるための組織づくり~カレーライスを人民食に~」と題して講演。野村董事長は、海外で成功するための重要なキーワードとして「現地化」を挙げ、「現地に身を置いて、自分の目で実際を見て、現地ですばやく判断する。この現地化こそが、海外で事業を成功させるために一番大事なことだ」と説明。そのうえで、好侍食品(中国)投資のこれまでの歩みを紹介した。
ユーザー事例では、クラウド型グループウェア「Garoon Lite」と、業務アプリ構築PaaS「kintone」を導入した2社の担当者が講演した。
好侍食品(中国)投資では、社員が100人を超えたことをきっかけに、初期導入費を抑えて短期間で導入できる「Garoon Lite」を導入。堂上貴幸・経営企画部統括部長は、「掲示板の利用率が高く、円滑な社内コミュニケーションに役立っている」と効用を語った。
アサヒビールの中国現地法人、朝日〓(口へんに卑)酒(中国)投資は、中国で増え続けるグラスやポスターなどの販促品の情報・手配管理を目的に、「kintone」を導入。販促品の手配で協業しているホシザキ電気、ヤマト運輸と3社で連携したシステムを構築している。祈秀章・営業企画部長は、「今後は、飲食店のデータベースを活用した回訪記録の管理や、売り上げデータの管理・分析を進めたい」と構想を述べた。(上海支局 真鍋武)
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