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富士ソフト、山東省済南市で中国現地法人の開所式を開催、「早い段階で1000人規模に」
2014/07/22 18:49
富士ソフト中国は、富士ソフトの100%出資の中国現地法人として、今年6月1日に営業を開始。対日オフショア開発のほか、日系製造業を中心とした組み込みソフト開発などを手がけていく。本拠地は山東省済南市の斉魯ソフトウェアパークに置き、現在は150人の体制。入居スペースには、最大で約400人を収容することができる。
式に先立って、富士ソフトの坂下社長は、斉魯ソフトウェアパークを管轄する済南高新区の馬玉星党工委書記と会談。「今はまだ150人の体制だが、今回、すばらしいフロアスペースをご提供いただいたので、まずはこのフロアを埋め尽くして、早い段階で1000人規模にしたい」と抱負を語った。
開所式には、済南高新区や斉魯ソフトウェアパーク、富士ソフトのパートナー企業担当者ら約100人が出席。冒頭、野澤董事長は、「現地法人を設立する前から、済南市にオフショア開発センターを設置してビジネスを推進してきた。富士ソフト中国を設立できたのは、済南市政府、高新区、斉魯ソフトウェアパーク、パートナー企業の支援があったからこそ。今後も着実にビジネスを拡大していきたい」と挨拶した。
富士ソフト中国は、現在、済南市に本拠地、杭州に分公司を抱える2拠点体制だが、近いうちに営業拠点として北京市に分公司を設立する予定。(上海支局 真鍋武)
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