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インフォテリア上海、「スマートデバイスサミット上海2014」を開催
2014/07/14 18:49
冒頭、NHK Eテレ『テレビで中国語』にレギュラー出演中の段文凝氏が、「日中の懸け橋になりたい2014+上海で中国語」と題して基調講演。段氏は、民以食為天(民は食を以て天と為す)、天生我材必有用(天、我が材を生ずる、必ず用あり)など、中国のことわざや最新のネット用語などを紹介し、「私一人では、日中の懸け橋になることはできない。(中国にいる日本人の)皆さんと一緒に、大きな架け橋になりたい」と述べ、会場を沸かせた。
続いて、インフォテリアの松村宗和・グローバルモバイル推進室長が講演し、デジタルコンテンツを活用した営業活動を実現するモバイルコンテンツ管理システム「Handbook」を紹介。「必要な情報をいつでも取り出せる」「ビジュアルに訴求できる」「集中管理して簡単にコンテンツを配信できる」「営業現場の状況を把握できる」というメリットを解説したうえで、電解水素水(還元水)整水器を手がける日本トリムが「Handbook」を活用して成約率を2倍に向上させたケースなど、日本国内での七つの導入事例を紹介した。
夏普(中国)投資の増田義久・ビジネスソリューション推進課課長は、シャープ中国が提供するタッチパネル型の液晶ディスプレイ「BIG PAD」を紹介。一般的な紙の資料を用いた会議では、「資料の作成に手間がかかる」「ホワイトボードが見にくくて、どこを説明しているのかわからない」「資料を見るために下を向くので、話に集中できない」などの課題があると説明し、「『BIG PAD』を活用すれば、会議の準備にかかる時間の短縮や、会議の質の向上、ペーパーレス化を実現できる」とアピールした。
最後に、インフォテリア上海の山崎将良総経理が講演し、中国での「Handbook」のユーザー企業、ぐるなび上海(〓〓(左から、口へんに古、口へんに都)媽〓(口へんに米)(上海)信息咨詢)の導入事例を紹介した。
ぐるなび上海は、紙の営業資料を電子化するために「iPad」を導入したものの「資料を検索しにくい」「リアルタイムに情報を更新できない」などの課題が浮上。そこで「Handbook」を導入し、課題を解決したという。山崎氏は、「当社は『Handbook』を提供するだけでなく、FIREFLY creationと協力して、デジタルコンテンツを作成するサービスも手がけている。コンテンツ作成を含め、タブレット端末の活用で困ったことがあれば、ぜひお声がけいただきたい」と述べ、イベントを締めくくった。(上海支局 真鍋武)
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