ニュース
マカフィー リセラー/MSP向け支援を拡充 SMBや地方自治体を開拓
2014/07/03 18:50
週刊BCN 2014年06月30日vol.1536掲載
小笠原誠
常務執行役員
新しいプログラムは、リセラー向けと、MSP向けの二つを用意する。リセラー向けでは、マカフィーと一緒に新規案件を獲得した場合、パートナーに製品を格安で提供するほか、新規案件を自己開拓したパートナーには特別割引を行う。販社が獲得できる利益を高めることによって、SaaS型を中心とするマカフィー製品を積極的に提案してもらうように促す。ディスカウント/特別割引の金額は案件ごとに異なっていて、公表はしていない。
一方、MSP向けでは、マカフィーのソフトウェア/ハードウェア製品を月額課金ベースで提供する。MSPは、これらの製品に自社の運用サービスを付加して、ユーザー企業に納入する。月額課金の導入によって、MSPがマカフィー製品を採用しやすくし、提案活動の活性化につなげる狙いだ。MSP向けプログラムの開始は、今秋を予定している。
プログラム立ち上げの指揮を執っているコーポレート事業統括の小笠原誠・常務執行役員は、「グローバルではすでにプログラムを展開しており、パートナーの満足度が高いとみている。これから日本でも走らせて、パートナー体制を強化し、事業拡大に結びつけたい」としている。(ゼンフ ミシャ)
- 1
関連記事
マカフィー、Android向けウイルス対策アプリ「McAfee VirusScan Mobile」をインヴェンティットのクラウドサービス向けに提供
製造業のIoT モノづくりニッポンを“つながる”技術が支える!
TIS、マカフィーとパートナー契約を締結、エンタープライズ向けセキュリティソリューションを強化
マカフィー、OSより深いレベルで脅威を監視するエンドポイントセキュリティ、インテルと共同開発