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日本オラクルとYDC、良品計画の基幹DB基盤を「Oracle Exadata」で刷新
2014/07/03 18:49
良品計画は、商品の原価計算、国内の店舗とECサイトの物流、海外店舗の物流を管理する既存の3システムを統合・強化するために、「Oracle Exadata」の導入を決定。複数の他社製UNIXサーバーで運用した既存システムを1台の「Oracle Exadata」に集約した。
あわせて、「Exadata」を活用した大量のトランザクションを取りこぼすことなく、データベースへのアクセスを監視・保護し、監査データを解析する「Oracle Audit Vault and Database Firewall」を採用。「Oracle Exadata」のバックアップ・ストレージ基盤として「Oracle ZFS Storage ZS3」を導入した。こうしたハードウェアの導入とあわせて、原価計算システムと物流システムも大幅に刷新した。
システムの刷新によって、ECサイトの在庫引当時間が従来の4分の1、平均0.17秒に短縮。物流センターのピッキング、出荷指示データ作成処理を1時間から10分に短縮するなど、大幅な高速化を実現した。さらに、勘定系システムや物流システムの画面、帳票処理などの全体的なパフォーマンスが向上した。
プロジェクトでは、YDCが原価計算、国内物流、海外物流システム構築、パフォーマンス検証、運用テストなどを担当。オラクルのコンサルティング・サービスが、新システムのリソースを効果的に活用するための実装の支援を行った。
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