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フォースメディア “クラウドに強いNAS”の最新「QNAP Turbo NAS」 日本マイクロソフトとの連携も強化
2014/06/05 19:15
週刊BCN 2014年06月02日vol.1532掲載
「QNAP Turbo NAS」シリーズについて、QNAP Systemsの王勝賢・APACビジネス事業部セールスマネージャーは、「競合他社のNAS製品と比較して、圧倒的な価格競争力がある。他社製品は、当社製品の3~4倍の価格。機能も順次増強している。ハイエンドストレージの世界が、手の届く価格で提供できるようになった」と、力強く語った。
QNAP SystemsのNAS製品は、「クラウドに強いNAS」としてクラウド連携にも注力している。新製品ではクラウド連携がより強化されており、導入後すぐに「Microsoft Azure」や「Amazon S3」「Google ドライブ」「Dropbox」などをバックアップ先として利用できる機能を搭載。なかでもフォースメディアが注力しているのが「Microsoft Azure」との連携である。「日本マイクロソフトは、“Azure元年”として、とくに今年はクラウドに力を入れている。そこで共同のキャンペーンを実施するなどで、NASとクラウドの連携をアピールしていく」とフォースメディアの黒岩岳也・営業部課長は語る。
NASとクラウドの活用例としては、NAS上のデータをクラウドにバックアップするケースが多いという。「例えば建設現場。工事の期間中に利用する事務所は、プレハブの建屋ごと盗まれることがある。データの流出も問題だが、データがないと現場作業に支障をきたしてしまう」と黒岩課長。バックアップ先として、クラウドが利用されるというわけだ。手軽に導入できるNASならではのニーズである。また、BCP(事業継続計画)対策としてもクラウド連携が活用されている。
「今後もクラウドベンダーとの連携をグローバルで深めていく」と王セールスマネージャー。クラウド連携を武器にグローバルのシェアを拡大していく考えだ。(畔上文昭)
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