ニュース
コニカミノルタ、インクジェットテキスタイルプリンタで中国市場に本格参入、上海に新拠点を設置
2014/06/04 19:15
中国はデジタル化が急速に進みつつある成長市場で、世界のテキスタイル捺染市場の約3割を占めるといわれる。コニカミノルタは、これまで中国市場でサンプルから小ロット生産をターゲットとした普及モデル「ナッセンジャー PRO60」や、中速生産モデル「ナッセンジャー PRO120」を提供してきた。
今後、中国で本格的な量産に対応する高生産性・高品質と環境性能を両立した上位機種へのニーズが高まると捉えて、独自の高精細・高信頼性インクジェットヘッドを搭載し、スキャンタイプでは世界最高速のフラッグシップ機「ナッセンジャー PRO1000」の本格的な提供を開始する。
今年7月をめどに、上海にインクジェットテキスタイルプリンタ事業の新拠点を設置。拠点には、販売とアフターサービスのスタッフを置き、高品質で迅速なサービスを提供することで、拡販体制の強化や顧客満足度の向上を図る。
コニカミノルタは、6月16~20日に上海で開催されるアジア最大級の国際繊維機械展示会「ITMA ASIA + CITME 2014」に、「ナッセンジャー PRO1000」を初出展する。(上海支局 真鍋武)
- 1
関連記事
メルコ北京、中国の法人市場に本格参入、NASでシェア30%を狙う
中国・北京でサービス産業の見本市「京交会」、過去最高の約15万3000人が参加
富士ゼロックス、中国を含むアジア・太平洋地域でSOHO・SMB向けA3カラー複合機を発売