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イーディーコントライブ 利便性とセキュリティを両立するUSBメモリ「Traventy 3」 コピーガード機能は8月にリリースの予定
2014/05/29 18:45
週刊BCN 2014年05月26日vol.1531掲載
執行役員
利用に関するポリシーでは、パスワード設定や利用領域制限、利用可能なPCの制限など、細かに設定ができる。ポリシーの設定に関しては、管理者がネットワーク経由で集中管理できるので、わざわざユーザーの席に行って設定するといった作業は不要になる。簡易初期化に対応しているため、ポリシー設定時にUSBメモリ内のデータに影響を与えることはない。
ウイルス対策には、トレンドマイクロのUSBメモリ専用ウイルス検知ソフトウェア「Trend Micro USB Security 2.1」(以下、TMUSB2.1)を搭載。最新パターンファイルは、Traventy 3の起動時にインターネット経由で自動的にアップデートされる。購入価格に1年分のTMUSB2.1ライセンスが含まれており、2年目以降に関しては自動更新を設定することも可能。更新忘れによるリスクを避けることができる。
また、コピーガード機能のリリースを8月に予定しており、既存のTraventy 3ユーザーにも無償で提供する。コピーガード機能では、USBメモリ内のデータ流出や不正コピーなどを防ぐために、社内では書き出しができるが、社外ではUSBメモリからPCへのコピー不可といった設定を可能にする。社外でのコピーを禁止した場合でも、USBメモリ内では閲覧と編集ができるので、作業の妨げにはならない。さらにUSBから開いたファイルに対しては、画面キャプチャを禁止することもできる。
コピーガード機能に関しては、教育機関からの問い合わせが多いという。「学校の先生はUSBメモリを持ち帰って自宅で作業することが多い。自宅PCまでは管理しきれないので、コピーガード機能が必要とされている」とイーディーコントライブの岩月務・執行役員リスクマネジメント事業部事業部長は語る。さらに今後はUSBメモリの使用を禁止している金融機関や医療機関などにも、Traventy 3を提案していく考えだ。(畔上文昭)
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