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レッドハット、OpenStackクラウド基盤の間接販売、14社と組む
2014/05/22 18:45
レッドハットは、IDC Japanの調査を踏まえ、オープンソースのクラウド基盤構築/管理ソフトウェアの国内市場が2016年までに322億円に拡大するとみて、有力ITメーカーやシステムインテグレータ(SIer)14社と組んで市場の開拓に動く。パートナーとともに、「市場の85%のシェアを獲得する」(廣川社長)ことを目指す。
パートナーは、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、SCSK、NEC、サイオステクノロジー、シスコシステムズ、新日鉄住金ソリューションズ、TIS、デル、日本IBM、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、ネットワンシステムズ、日立製作所、富士通、ユニアデックスの14社。各社は、「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」を採用し、システム構築や支援サービスを提供する。
レッドハットは、新製品の普及のために、パートナーの技術者を育成。「3年でエンジニア約5000人を育成し、クラウド構築のスキル向上につなげる」(廣川社長)としている。(ゼンフ ミシャ)
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