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オラクル データベース・アプライアンスが急成長 開発責任者が語る戦略
2014/05/08 18:45
週刊BCN 2014年04月28日vol.1528掲載
シニアディレクター
トーメ シニアディレクターは、ODAについて、「シンプルかつ低コストで、高可用性、高性能のデータベース(DB)基盤を構築できる。最近のバージョンでは、『WebLogic Server』用のウィザードも開発し、アプリケーション層の展開を容易にできるようにしている」と説明。また、オラクルがもつアプリケーションをODA上で動かして、統合ソリューション化する手法やメリットをホワイトペーパーとしてまとめる予定で、ERPの「JD Edwards EnterpriseOne」向けのホワイトペーパーを公開したことを明らかにした。
また、ODAの具体的なユースケースについては、「既存の多くのDBを統合するために高可用性プラットフォームを求めているユーザーには喜ばれている。DBのライセンス数も減らすことができる。また、オンデマンドのシステムを、非常に短期間で構築したいというニーズにも適している」と解説した。さらに、ハイスペックなエンジニアド・システムである垂直統合型DBマシン「Oracle Exadata」のテスト・開発環境としてODAを導入するITベンダーも増えている。
ODAは、販売パートナー経由で販売することが「理想的だ」とトーメ シニアディレクターは考えている。「パートナーは、ODAをさまざまなアプリケーションと組み合わせて手軽にコンフィグレーション(設定)して、ソリューションとして販売できる。こうした売り方がODAのメリットを最大限に発揮することにつながる」(トーメ シニアディレクター)という。日本市場についても、パートナーの積極的なODAの提案に期待を示した。(本多和幸)
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