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日立、次世代オープン勘定系パッケージが京葉銀行で採用決定
2014/05/08 18:45
京葉銀行に採用された次世代オープン勘定系パッケージは、現在、日立と静岡銀行(中西勝則頭取)が共同で開発を進めているもの。従来のメインフレームの信頼性を継承したオープン基盤製品を全面的に採用することによって、システム構築・運用コストの最適化や、ステムの機能追加、新商品開発の迅速化・高度化を実現し、京葉銀行の戦略的な金融サービスの提供と、経営方針の策定や遂行に向けた柔軟性・迅速性を向上する。また、災害時やシステム障害時の事業継続性の向上に向けて、データのバックアップ機能を全面的に強化する。
日立独自の高信頼の機能をオプションとして付加した「Red Hat Enterprise Linux」をOSに採用し、金融機関の基幹系システムへの導入など、ミッションクリティカルシステムで豊富な実績のある統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」、エンタープライズディスクアレイシステム「Hitachi Virtual Storage Platform」などのハードウェア、業務アプリケーションを支援する金融フレームワーク製品、高速トランザクション処理を実現する「uCosminexus TP1/Financial Service Platform」などのミドルウェアを組み合わせてシステムを構築する。
日立では、今後も、現在開発を進めている次世代オープン勘定系パッケージを中心としたトータルソリューションを金融機関に提供し、IT投資の最適化や顧客サービスの向上を永続的に支援することで、このパッケージをバンキングシステムの業界標準とすることを目指す。
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