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山陰合同銀行が日立のクラウドによるATMジャーナル集中管理サービスを導入
2014/04/17 18:45
ATMジャーナルは、ATM内部にあるATMの取引内容を記録して保存する装置。ATMジャーナル集中管理サービスは、電子化したATMのジャーナルデータを取引完了のたびにリアルタイムで収集し、日立のHarmonious Cloudセンタで集中管理する。
山陰合同銀行は、サービスの導入によって、ATM約550台で従来のジャーナル紙(ロール状の記録紙)でのデータ管理・運用を廃止して、用紙の購入・交換、管理・搬送・廃棄といった運用コストを大幅に削減することができる。また、紙ジャーナルの紛失や盗難などによる個人情報や取引データの漏えいリスクを防止でき、情報セキュリティを強化できる。
さらに、本部や各営業店などから最新のジャーナルデータをリアルタイムに検索・照会できるので、データ検索時間の短縮など、業務負荷を軽減する。年間約12トン(A4用紙換算で約300万枚)の用紙の削減によって、環境負荷低減にも貢献する。
日立製作所は、今後もATMの利用価値向上に向けて、ATM運用の基本サービスに加え、金融機関やATM利用者の利便性向上を支援する新サービスを提供していく。
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