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NEC 20周年を迎えた「Express5800シリーズ」 ユーザーと販社に向けた記念施策を展開
2014/03/20 18:45
週刊BCN 2014年03月17日vol.1522掲載
本部長代理
「Express5800シリーズ」の初代機は、94年11月24日に発売。今年で20周年を迎えることから、20周年を記念した販売促進活動を手がけることにした。浅賀博行・プラットフォームビジネス本部本部長代理は、「長い間ビジネスを手がけることができているのは、ユーザーとパートナーのおかげ。NECを支えていただいているユーザーとパートナーに喜んでもらえる企画を立てている」と話す。新年度の期首である今年4月から初代機を発売した11月までの約8か月間、20周年企画を展開して、既存ユーザーとパートナーの満足度向上と新規ユーザーの獲得につなげる。
x86サーバー市場は、仮想化技術の浸透で販売台数の伸びが見込みにくい。米IBMがx86サーバー事業を売却することを決めるなど、発展性に乏しいイメージがある。浅賀本部長代理は、国内x86サーバー市場の最近の傾向について「今後、販売台数が高水準で伸び続けるとは考えていない。しかし、直近では、今年度の下期からとくに台数が伸びている。来年度、再来年度は『Windows Server 2003』のサポート切れによるシステム刷新需要が期待できるだろう」と分析。成長に期待している。
また、「仮想化技術は、販売台数が減少する要因ではあるものの、1台の物理サーバーで複数の仮想サーバーを動かすため、高スペックの高額な機種が売れる理由にもなっている」と話し、販売金額は上昇傾向にあると説明した。
NECは、2014年1月16日に「Express5800シリーズ」の新機種として、最大10コアの最新CPU「インテル Xeon プロセッサー E5-2400v2製品ファミリー」を採用した7モデルを発表した。従来機種比で最大20%性能が向上しており、ラックとタワー、モジュラー、ブレード型それぞれで新機種を用意している。(木村剛士)
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