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日立と大塚商会の協力でBCNセミナーを開催、DB高速化ソリューションの必要性を説く
2014/03/17 18:45
ユーザー企業の情報システム担当者を対象に、大量のデータを分析する際に効果を発揮するDBシステムの高速化ソリューションを解説。基調講演では、ITジャーナリストでブログメディア「Publickey」の新野淳一編集長が、「ビッグデータ時代に期待されるデータベース高速化技術とは」をテーマに講演した。
新野編集長は、「モバイルデバイスやセンサ、ソーシャル・ネットワーキングなどの普及で大量のデータが発生している」と述べ、データを分析して価値を生み出す必要性が生まれるなかで、DB進化の新たな潮流が来ていると訴えた。
続いて、日立製作所のITプラットフォーム事業本部の福井正志主任技師が、「データベースのI/O特性とフラッシュメモリーとの親和性」と題して、「データの増加に伴って処理時間が増加し、処理時間を短縮するためにDB高速化が重要になりつつある」として、従来のシステムの問題点やフラッシュを使った高速化、フラッシュドライブの活用について説明。HDD互換インターフェースを装備したSSDの特性をわかりやすく解説し、SSDでOracle製DBのデータを高速処理した安価で導入しやすいソリューションの事例を紹介した。
最後に、大塚商会のテクニカルソリューションセンター データベースソリューション課の松下浩之主任が、「Oracle RAC on SSD 高速化ソリューション」について説明。Oracle製DBに関するサービスや、日立製ストレージの高信頼性への取り組みについてアピールした。
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