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日経BP社のエンタープライズICT総合展、2日間で約1万4400人が来場
2014/02/28 18:44
展示会場の入り口付近では、日本マイクロソフトがひときわ大きなブースを構え、クラウドサービス「Windows Azure」をアピールしていた。日本マイクロソフトは、「Windows Azure」のデータセンター(DC)を埼玉県と大阪府の2か所に開設し、2月26日に本格稼働を開始。ユーザーは、国内でデータ管理やバックアップができるようになった。来場者の注目度は高く、熱心に話を聞く姿がみられた。
その横では、富士通がクラウドに関する製品・サービス群「FUJITSU Cloud Initiative」を展示。セミナーも実施し、2月25日に発表したパブリッククラウド「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure」と、オンプレミスやプライベートクラウドを組み合わせて、イブリッドクラウド環境を提供できることを紹介していた。
アマゾン データ サービス ジャパンも、日本マイクロソフトと同規模のブースを構えていた。ゴーガやブロードバンドタワー、伊藤忠テクノソリューションズ、サーバーワークスなどと共同で出展し、「Amazon Web Services」の魅力を来場者に熱心に説明していた。
展示会でとくに賑わっていたのが、「ビッグデータEXPO東京 2014春」のエリアだ。SAPジャパンや日本IBM、SCSK、NECなどが出展し、通路を自由に歩けないほど来場者が集中。ユーザー企業のなかで、ビッグデータ分析・利用の意向が高まっていることがうかがえた。
日経BPは、3月6~7日に大阪府で同様のイベントを開催する予定。
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