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NECネッツエスアイ、「Customer's Fair 2014」を開催
2014/02/17 18:44
オフィス改革ソリューション群「EmpoweredOffice」のコーナーでは、モバイル端末やプロジェクターを活用したコミュニケーション・インフラで、場所を問わず会議を開催できることをアピールした。ペーパーレス化によってコスト削減につなげるなど、ムダのないビジネス環境を整えている。
映像の選択や画面の切替え、音の調整はタブレットで行う。NECネッツエスアイは、東京・飯田橋の本社内に「EmpoweredOffice」の体感スペースを設け、デモを見せながら商談することで案件の受注に結びつけている。地方の拠点でも「EmpoweredOffice」を導入し、体感スペースづくりを進めている。
天井に設置したプロジェクターで映像を映し、通常のテーブルをスクリーンとして活用。画面はタッチ操作に対応する。既存設備を使いながら、ソフトウェアを導入するだけでスマートなオフィスを実現している。今後、こうしたツール群をビジネスに結びつける。
2020年の東京五輪に向けて「新しいコミュニケーションが生まれる都市」を提案する。ICTの活用によって、観光や娯楽、治安など、各分野の都市インフラの改善を目指す。「Customer's Fair 2014」では「2020×ICT」の概念を紹介したが、今後どのようにビジネスにつなげるか、興味深いところだ。
空間照明設計を手がける米Muscoの競技場向け大型ライティングも展示した。このライティングは、2016年のリオデジャネイロ五輪で使われるという。NECネッツエスアイは、東京五輪でもMusco製品の需要があると見込んで、ICTソリューションと組み合わせたかたちで国内販売を検討する。(ゼンフ ミシャ)
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