ニュース

ALSI、Windows XPとOffice2003のサポート終了後の保護対策方法を公開

2014/02/05 18:45

 アルプスシステムインテグレーション(ALSI、麻地徳男社長)は、2月4日、Microsoft Windows XPとOffice 2003のサポートが4月9日で終了することに伴い、サイバー攻撃やマルウェア(ウイルス)被害などのリスクが懸念されることから、Windows XPパソコンを継続して使用するユーザーへの保護対策についてまとめたホワイトペーパー「ALSI Security Division Technical Report」を公開した。また、3月31日まで、Windows XPパソコンを継続して使用する際に有効な保護対策製品を、安価に提供するキャンペーンを実施する。

 Microsoft Windows XPやOffice 2003の製品サポートが4月9日に終了し、以降はセキュリティ更新プログラムやそのほかの修正プログラムの提供も終了することになる。サポートが終了すると、最新のセキュリティ更新プログラムや、そのほかの修正プログラムの提供も終了する。Windows XPに対応した各種ソフトウェアや周辺機器のサポートも受けることができなくなるので、新しいOSのパソコンに切り替えないと、サイバー攻撃やマルウェア被害などセキュリティ上の危険性が高まる可能性がある。

 地方公共団体が所有するパソコンのうち、26万6000台(全203万台中の13.1%)、政府機関でも約5000台がサポート終了日までに対策のめどがついていないという調査結果も発表され、業務などの都合でWindows XPのパソコンを使い続ける必要がある場合、セキュリティ上のリスクからパソコンを保護する策を講じることが必要になる。

 ALSIは、Windows XPやOffice2003のサポート終了に対する備えについてまとめたホワイトペーパー「ALSI Security Division Technical Report 2014 Vol.1」を公開し、ユーザーのセキュリティ対策をサポート。また、Windows XPパソコンの保護対策ができる対応製品を期間限定で安価に提供し、サイバー攻撃やマルウェア(ウイルス)被害を未然に防止する。

 キャンペーンでは、「InterSafe ILP」のWindows XP端末のライセンス費用、初年度保守費用を最大50%オフで提供する。対象製品は、デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」、Web型申請・承認ソフト「InterSafe WorkFlow」、セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Ultimate」、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」。3月31日まで。
  • 1

関連記事

ALSI、業務改革ソリューション「ECOAS」が「intra-mart Accel Platform」に対応

ALSI、「ファミリーブラウザ」をNTTドコモの「ジュニスマ」が標準搭載

ALSI、レポート・分析機能を強化したアクセスログ分析ソフトの最新版

ALSI、警察庁と連携して海外の偽サイトによる被害の拡大を防止

ALSI、スマートデバイス向けのURLフィルタリングアプリをバージョンアップ

外部リンク

アルプスシステムインテグレーション=http://www.alsi.co.jp/

「ALSI Security Division Technical Report 2014 Vol.1」=http://www.alsi.co.jp/security/wp/