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東京ハイヤー・タクシー協会、「Windows Azure」を活用して日本初の共通配車サービスを提供
2014/01/21 18:40
「スマホ de タッくん」は、スマートフォンやタブレット端末、PCを利用して、最も近くにいるタクシーを呼ぶことができるサービス。ユーザーがスマートフォンなどのGPSをもとに指定する迎車位置情報と、タクシーのGPSのリアルタイムな動態情報を「Windows Azure」に収集し、複数のタクシー無線グループの車両のうち、最も近くにある車両を迅速に配車する。スマートフォン向けのiPhone版、Android版に加え、Windows 8.1/8対応アプリも用意。サービスの詳細やアプリのダウンロード方法などは、公式ウェブサイトに掲載している。
対象エリアは、東京23区と武蔵野市・三鷹市で、サービス開始時点での対象タクシーは、日本交通、大和自動車交通、共同無線タクシー協同組合の全車両と、チェッカーキャブ無線協同組合の一部の車両を合わせた約6500台。今後、チェッカーキャブ無線協同組合の全車両と、グリーンキャブ、日の丸自動車が順次対応し、2014年4月には、エリア内の全車両のうち、約45%となる約9200台まで拡大する。
タクシー無線グループ各社は、これまでもそれぞれアプリを提供し、配車サービスを手がけてきたが、「天候や渋滞などの影響で、お客様のもとに“今すぐ”に配車できないというデメリットがあった」(東京ハイヤー・タクシー協会の樽澤功副会長)。「スマホ de タッくん」の提供によって、より迅速にタクシーを配車することができるようになる。
発表会で樋口社長は、「『Windows Azure』に情報を蓄積することで、ユーザーの利用実態やニーズを解析し、さらにサービスを向上できる」と説明。すでに東京ハイヤー・タクシー協会では、「2020年の東京五輪の開催に向けて多言語に対応し、外国人観光客の交通の利便性を向上することを考えている」(根本克己常任理事)という。
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外部リンク
「スマホ de タッくん」=http://takkun.taxi-tokyo.or.jp/