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内田洋行 「スーパーカクテルInnova」を間接販売へ 直販で蓄積したノウハウを共有
2013/12/05 18:40
週刊BCN 2013年12月02日vol.1508掲載
執行役員
昨年から1年間、「スーパーカクテルInnova」の直販を展開してきた結果、傾向としては、輸出入を手がける商社などの卸売業でのニーズが圧倒的に高かった。「規模感として、外資系ベンダーのERPでは大きすぎるというユーザーに、最適な選択肢として採用していただける例が多かった」と土屋執行役員は話す。「スーパーカクテルInnova」は、NTTデータビズインテグラルのクラウド対応型業務アプリケーション開発・実行基盤「Biz∫APF」を採用しており、NTTデータイントラマートの「intra-mart Web Platform」を共通基盤としている。「intra-mart」基盤を活用したさまざまなアプリケーションと連携できることもあり、内田洋行が自前で開発したモジュールは、得意とする販売管理だけ。ただし今後は、「ERPニーズのトレンドも踏まえて、『デュオ』で実績のある生産管理モジュールの開発も検討する」(土屋執行役員)という。
「スーパーカクテルInnova」のパートナーは、今夏から募集を始め、すでに5社が決定している。パートナーの種類は、販売・開発・サポートのすべてを手がける「ソリューションパートナー」、開発だけを担当する「開発パートナー」、販売だけを手がける「アライアンスパートナー」の三つに分けており、今のところ開発パートナーに名乗りを上げるパートナーが多いという。
土屋執行役員は、「プリセールスを内田洋行がやって、開発・サポートをパートナーが行うケースが先行しているが、最終的には販売を担ってもらえるパートナーの広がりを求めている。『Innova』のメインユーザー層のポテンシャルを理解し、ビジネスを一緒に深掘りしていこうという意欲のあるパートナーを厳選したい」と、アライアンスの基本方針を明らかにしている。(本多和幸)
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