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JIET関西 クルマの近未来を語る 新しい社会インフラの可能性
2013/11/07 18:40
週刊BCN 2013年11月04日vol.1504掲載
IT開発センター
井上友二
会長
井上会長は、「モバイル端末を使ったクルマの利便性向上や道路などのインフラ整備によって、ICTとクルマのコラボレーションがますます実現するだろう」と予測。クルマとICTがコラボレーションする流れを「Auto2.0」と表現して、工場の無人搬送車のように、道路の白線や黄色い線に沿った走行や、交差点下のバーコード入り磁気板によるナビゲーションなど電気自動車との連携で実現する高齢者にもやさしいクルマ社会を例に挙げた。
また、クルマは街で乗ったり、長距離で使ったりするなど、移動するスタイルや距離によって選択する傾向がますます顕著になるほか、デジタルサイネージを使ってPRするトラックなど、事業用としての使用も進むことを説明した。
さらに、自動車業界とIT業界がの連携が深まることで、「既存の価値観と概念を打破する、業際イノベーションが実現できる」とアピール。クルマが新しい社会インフラになって、「スマート社会の構築に貢献するようになることが望ましい」と訴えた。(佐相彰彦)
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