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デル、アジア・パシフィックのパートナーを集めた初のチャネルイベント、新設したPC工場のある中国・成都で開催
2013/11/06 18:40
デルは、創業者のマイケル・デル氏がCEOに復帰した直後に、ITベンダーを通じたチャネルビジネスを本格的に開始。チャネル事業を推進する専門組織「Global Commercial Channels」を新設し、デル製品を再販するITベンダーをパートナーとして取り込み、パートナー向けの支援制度やトレーニングメニューの作成に取り組んできた。その結果、「全世界の売上高のなかで、チャネルビジネスが占める割合は30%以上になった」(米デル)という。
GCC APJ Partner Summitは、チャネル事業を加速させる施策として、APJのパートナーを初めて集めたイベント。米デルのバイス・プレジデントであるグレゴリー・デイビス・GCC部門統括本部長や、リチャード・リー・アジアパシフィックGCC部門バイス・プレジデントによる講演や、製品・ソリューションごとに分けた個別セッションをパートナーに向けて行った。
中国からは約400人、そのほかの国々からはそれぞれ5~10人のパートナーが参加。日本からは、協業している認定パートナー17社のうち、ソフトバンクBBなど、6社が参加した。
リー バイス・プレジデントは、「マイケル(デルCEO)は、みなさん(パートナー)に対してチャネルビジネスを促進するという約束をして、それを果たしている。今後、これをさらに加速する。ここにはAPJのパートナーが集まっている。私たちを通じてパートナー同士の連携も進むだろう」と話した。一方、デイビス バイス・プレジデントは、デルが全世界で力を入れるチャネルビジネスの基本方針を解説した。
デルのAPJ地域の統括拠点はシンガポールにある。今回、成都でGCC APJ Partner Summitを開催した理由は、今年6月に稼働を開始したデスクトップパソコンの工場が成都にあることが大きい。(木村剛士)
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