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NTTレゾナント リモートデスクトップでスマートフォンアプリをテスト 向こう5年で10億円規模の売り上げに
2013/10/31 18:39
週刊BCN 2013年10月28日vol.1503掲載
サーチ事業部長
(NTTレゾナント
テクノロジー社長)
仕組みは、専用のデータセンターやユーザーの社内などにNTTレゾナントが実機を用意し、各端末にエージェントプログラムを送り込んで、インターネットやイントラネットを介してスマートフォンとユーザー側のPCを同期させる。これで、リモートデスクトップ機能を使って、さまざまなスマートフォン端末でのアプリの検証を容易に行うことができるようになる。
小澤事業部長は、「画面転送の速さやPC側からの操作のリアルタイム性が最大の特徴。また、実機にエージェントプログラムを埋め込むだけなので、余分な設備が不要で、コストも他のリモートテストサービスの半額程度に抑えられる」と、そのクオリティに自信をみせている。料金形態は、端末を時間貸しするかたちで、利用が終われば端末は初期化し、セキュリティにも万全を期している。
小澤事業部長によれば、現在、日本ではスマートフォンアプリのテスト市場は数億円程度の規模だが、テストツールの利用だけで30%の伸び、マンパワーも含むテストサービス全体でみれば、80%の伸びを示しているという。コストパフォーマンスの高さを武器に、まずは日本市場でシェア1位を狙う。(本多和幸)
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