ニュース

応研、中堅・大企業向けERPのパートナー向け発表会、製品概要や販売体制を紹介

2013/10/31 18:39

 応研(原田明治社長)は、10月25日、中堅・大企業向けERP「大臣エンタープライズ」のパートナー向け発表会を都内で開催した。7月の発売以降、全国でイベントを展開しており、東京での開催は8月に続いて2回目。

 「大臣エンタープライズ」は、これまで主にSMB向けに基幹業務システム「大臣NXシリーズ」や「大臣ERP」を展開してきた応研が、初めて中堅・大企業向けにアプローチした製品。年商50億円以上の企業をユーザーとして想定する。カスタマイズが必要な部分だけを開発して、差込み・差替えができるプラグイン構造の採用などによって、従来はスクラッチ開発が必要だったユーザーごとの複雑な業務プロセスへの対応が容易になり、開発工数を削減できるのが大きな特徴だ。

 今回、発表したのは、「大臣エンタープライズ」エンタープライズエディションの会計と販売管理モジュールで、「全製品ロードマップの4割程度」(岸川剛取締役営業部長)。販売パートナーは、「コンサルティングパートナー」「リセラーパートナー」「ソリューションパートナー」の3種類に分類する。元請けで扱うには「コンサルティングパートナー」になる必要があり、応研のインストラクター資格を取得した人員を揃えなければならない。

 岸川取締役営業部長は、「『大臣エンタープライズ』は、応研が20数年間培ってきたノウハウを、パートナーの皆さんにツールとして提供するというコンセプトで開発した」と話し、SIerのビジネス拡大につながる商材であることをアピールした。

岸川剛取締役営業部長
  • 1

関連記事

応研 中堅・大企業向けERP分野に進出 パートナーに「大臣エンタープライズ」を発表

応研、「申告大臣NX 法人税・地方税版」の平成25年度版を発売

応研、「顧客大臣NX」のオプション製品「DBリンクユニット」

応研、「就業大臣NX」に連動する「レコーダー連携ツール」の出荷を開始

【2013年 年頭所感】 応研

外部リンク

応研=http://www.ohken.co.jp/

週刊BCN特別企画 ■■AI時代のIT需要を探る■■

エッジコンピューティングビジネスの勝ち筋
データ活用やAI導入の加速により、エッジコンピューティング技術を活用した
ソリューション提案が新たなビジネス領域に進出するチャンスとなっている

× こちらから>>