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応研、中堅・大企業向けERPのパートナー向け発表会、製品概要や販売体制を紹介
2013/10/31 18:39
「大臣エンタープライズ」は、これまで主にSMB向けに基幹業務システム「大臣NXシリーズ」や「大臣ERP」を展開してきた応研が、初めて中堅・大企業向けにアプローチした製品。年商50億円以上の企業をユーザーとして想定する。カスタマイズが必要な部分だけを開発して、差込み・差替えができるプラグイン構造の採用などによって、従来はスクラッチ開発が必要だったユーザーごとの複雑な業務プロセスへの対応が容易になり、開発工数を削減できるのが大きな特徴だ。
今回、発表したのは、「大臣エンタープライズ」エンタープライズエディションの会計と販売管理モジュールで、「全製品ロードマップの4割程度」(岸川剛取締役営業部長)。販売パートナーは、「コンサルティングパートナー」「リセラーパートナー」「ソリューションパートナー」の3種類に分類する。元請けで扱うには「コンサルティングパートナー」になる必要があり、応研のインストラクター資格を取得した人員を揃えなければならない。
岸川取締役営業部長は、「『大臣エンタープライズ』は、応研が20数年間培ってきたノウハウを、パートナーの皆さんにツールとして提供するというコンセプトで開発した」と話し、SIerのビジネス拡大につながる商材であることをアピールした。
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