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日立製作所 最新版「JP1」を発売 資産管理業務代行など新サービスも
2013/10/03 18:39
週刊BCN 2013年09月30日vol.1499掲載
主任技師
また、システムの「見える化」「共有化」「標準化」を図る「JP1」の各ツール群と、自動化を支援するツールとの連携機能を追加することで、運用を自動化できる範囲を広げた。海外で構築したシステムの運用を支援するためには、英語と中国語に対応するツールを増やし、国内だけでなく海外システムも一元管理したいというユーザー企業のニーズに応える。
一方、新サービスでは「V10」の発表時に開始した「JP1 システム監視サービス」「JP1 スマートデバイス管理サービス」の機能を強化し、新たなメニューとして「JP1 IT資産管理サービス」を開始した。「JP1 システム監視サービス」は、これまでユーザーがサービスを導入するまでに、要件定義などで約3か月の期間が必要だったが、新サービスでは約半月で導入できるプランを用意した。「JP1 スマートデバイス管理サービス」では、iOSに加えてAndroid端末をサポートした。
新メニューの「JP1 IT資産管理サービス」では、ソフトウェアだけでは難しい現物確認を日立関連会社のスタッフがユーザー企業の現地に出向いて代行する。「ツールと人的サービスを組み合わせることで、ユーザーの資産管理業務をさらに容易にする」(情報・通信システム社ITプラットフォーム事業本部の高山ひろみ・サービスビジネス推進部主任技師)としている。(木村剛士)
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