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Sansan、徳島県が法人向けクラウド名刺管理サービスを導入

2013/10/02 18:39

 Sansan(寺田親弘社長)は、徳島県(飯泉嘉門知事)が法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入したと発表した。徳島県は、県庁内の各担当がもっている人脈を可視化して有効活用することで、PR活動を促進する。

 徳島県のPR活動は、農林水産物、観光、企業誘致と対象が幅広く、ステークホルダーは県民、県人会、旅行代理店だけでなく、県内外の民間企業や国、その他の自治体など、多岐にわたる。とくに近年では、CATVの県内の世帯普及率が全国1位の88.9%と、全国屈指のブロードバンド環境を構築している強みを生かして、デジタルコンテンツ産業の集積や都市部企業のサテライトオフィス誘致を推進している。さらに、2014年に実施する本州四国連絡高速道路の全国共通料金の導入を見据えて、より積極的にPRを行う必要性が高まっている。

 しかし、県庁では、数年ごとの人事異動によって、職員個人が在任中に築き上げてきた人脈を十分に活用できていない状況だった。そこで県は、個人が管理している名刺情報を共有することで、人脈を可視化・共有し、人事異動時にも人脈を引き継ぐことができるよう「Sansan」を導入。名刺情報だけでなく、名刺の交換記録やコンタクト履歴の共有機能によって、以前からの交渉経緯などを簡単に把握したり、ニュース自動配信機能によって、名刺交換した相手の企業情報や人事情報を簡単に入手したりできるようになった。

 県は、試験的導入を2013年9月~14年3月に実施し、効果をみて本格的に導入する。(真鍋武)

Sansanを活用した組織の人脈共有のイメージ
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外部リンク

Sansan=http://www.sansan.com/

徳島県=http://www.pref.tokushima.jp/