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システムサポート、情報収集とITサービスを担う子会社をシリコンバレーに設立
2013/10/02 18:39
STS Innovationは、資本金が30万USドルで、代表は小清水社長が兼務。米国の最新のICT技術動向や市場動向の調査と、日系企業をターゲットとしたITサービスの提供を事業とする。
小清水社長は、ITサービスの提供に関して、「米国のサービスを日本の顧客に提供する“アウト・イン”、日本のサービスを米国の日系企業へ提供する“イン・アウト”、米国のサービスを米国の日系企業へ提供する“アウト・アウト”の三本柱を構築する。とくに、米国に進出している日系企業は、IT化があまり進んでいない。米国でITサービスを提供している日系ITベンダーも多くはないので、当社が活躍できる領域は大きい」と説明した。
STS Innovationでは、すでに現地で情報システム部門をもたない日系企業に対して、マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」の導入支援と、「Microsoft SharePoint」をベースとした業務システムの開発提案を行っている。また、「Office 365」と連動する人材マネジメント特化型のERPクラウドソリューション「Project and Service Management システム On-Office365」を開発中で、来年3月には米国に進出している日系企業を中心に提供する。(真鍋武)
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