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日本IBM、「IBM Power Systems Linuxセンター」を開設、アプリ開発を推進
2013/10/01 18:39
国内の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)やシステムインテグレーター(SIer)、オープンソースのソフトウェア開発者を対象に、「IBM Power Systems」上でLinuxを活用する開発環境を提供する。また、ポーティング支援や技術セミナーを開催し、オープン技術を活用したアプリケーション開発の推進を図る。センターの開設は、中国・北京、米・ニューヨーク、米・オースティン、仏・モンペリエに続き、世界で5か所目。
センター利用の第一号として、ミラクル・リナックスとプロマークに対して、オープンソース・ソフトウェアを活用したアプリケーションの「IBM Power Systems」上でのLinux対応の支援を実施した。
ミラクル・リナックスは、「MIRACLE LINUX V6 for IBM POWER」の共同検証を完了。今後、日本IBMのセンターを使い、エンタープライズ用途に特化した統合的なシステム監視ソリューション「MIRACLE ZBX」シリーズなどの検証を予定している。プロマークは、オープンソースのソフトウェアを活用したアンチウィルス・ソフトウェアの「ProScan AntiVirus」シリーズの検証を完了し、10月1日に販売を開始した。(ゼンフ ミシャ)
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